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ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント

こんばんは。みつきです。

今日は休みだったので上野の東京都美術館で開催中のゴッホ展へ行ってきました。

平日といえど、かなり人がいましたね。

半分人を見に行った感じでした^^;

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今回の展示は個人収集家のヘレーネ·クレラー=ミュラー美術館収蔵のゴッホの作品48点を公開しています。

ヘレーネはまだゴッホの評価が低かった1908年から作品を集め、約20年間で世界最大の収集家になりました。

ゴッホが画家を始めてから亡くなるまでの約10年間、彼の試行錯誤した軌跡を見ることができます。

素描、版画だけでも20点とありゴッホの勉強熱心さを伺うことができました。

個人的に画家の素描が大好きなのですが、完成された作品とまた違い、迷い線などの筆致がよく分かります。

これは美術館でないとなかなか見るチャンスがありませんね。

ゴッホは人物、風景、静物と様々なモチーフに挑戦していますが今回、特にゴッホの描く木々がすごく大好きになりました。

ゴッホ自身も自然や木々に人間を重ね合わせていたらしく、伸びゆく木の枝や草花の茂みがどことなく人間の成長過程のように感じました。

グッズも木のモチーフを買いました。

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仕事のことで色々疲れが取れなかったのですが、とても癒された時間でした。

ゴッホはずっと人々の心を慰め、気分を高揚させるような絵を目指していたそうです。

その思いはちゃんと作品一つ一つに込められていました。

 

それではまた。