5分だけでも

落ち着いて生きたい雑多ブログ。美術/哲学/読書

寒いからロクなことしか考えられない


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どうも。みつきです。

相変わらず調子がよろしくなくて、だいたい寝込んでます。読まなくなった本(20冊ぐらい)をブックオフに売ったので今年のやることは(強制)終了しました。

 

今年は虚無と諦めの年でしたね。障害者雇用の会社を退職し、B型作業所も退所し、絵を描くことがなくなり…やめてばっかだな…/(^o^)\

でも「次があるから頑張ろう亅とか前向きになれず、「何やってもなんかダメだな」って虚しさばかりが募ります。厭世。

 

28でこんなに体も精神にもガタがきて虚無を漂い続けて、何をやっていけばいいのかな…。

 

「まだ若いから大丈夫だよ」とか言われるけど「若さ」だっていつまでもアテにできないし、何故そんなに若さにすがるのかわからない。

若くても死ぬときは死ぬのに。

死のことばかり考えてしまうのは自分の生を肯定できないからだ。

けれど死んだら本当に楽になるのかと問えば、そうでもないのかもしれない。

何年か前に読んだ古書でパウル・クレーのこんな言葉を見つけた。

おそらく生とはちがったもうひとつの生活のほうが、もっと大切なのかもしれない。

だが、死の生活についてだれもくわしいことがわからない。

私は、よい作品がまだ描けるのであるならよろこんで死ぬが。

なんかこれを読んで「あぁ…」って不思議な気持ちになったというか、クレーって別の世界、いわば彼岸を見つめつつも根は現世にとどめたままというか。

クレーの死生観ってすごく面白いんですよ。

 

 

 

まだ私は生も人生も死もよくわからない。

わからないということしかわからない。